題詩


「ぽっぷんろーる」


路地裏の黒猫が

鼻歌を奏でる日曜日


朝日の射す窓辺に

届いた荷物

そっと開けた包み紙

四ツ葉のクローバーがひとつ

ふわり小さな幸せ運ぶ

小さな幸せで充分だ

咲いた笑顔

ぽっぷんろーる



                              H26.6.26 金子